和歌山県立貴志川高等学校

和歌山県教育委員会の健康体育課
平成２8年度・30年度の特徴的な取り組み
事例集にも掲載されています。

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平成２８年７月２０日高校生防災スクール地域連携会議にて

平成２８年６月１３日高校生防災スクール地域連携会議にて

これまでの取り組み（平成２７年度）

高校生防災スクールについて

高校生防災スクールは、平成１６年度から和歌山県教育委員会が主催して、平成２４年度までは、紀北・和歌山市・紀中・西牟婁・東牟婁の５会場で実施してきました。
平成25年度からは、県立高校・県立支援学校でそれぞれ独自に取り組むようになってきました。
それで、今年度は、地域の方々と連携することを重点目標に、できるだけ、自分たちで計画・運営するように話し合いました。

企画会議①（８／２５）

夏休み中から、今年の取組について、考え始めました。
今までの本校の取組を振り返って、今年は何か目玉になる物をと考えました。
担当の先生から、静岡県が開発した防災ゲームの避難所運営ゲーム（ＨＵＧ）があると教えてもらいました。

企画会議①ー２

この写真は、そのときの様子です。

企画会議②（９／１０）

実際に、紀の川市社会福祉協議会のスタッフの方々に講師になっていただき、貴志川支所でゲームのやり方について、講習を受けました。
写真は、そのときの様子です。

救命救急講習（９／２０）

那賀消防組合の研修センターで、私たちは、普通救命救急講習I（３時間）を受講しました。

関係者会議（１０／２３）

私たちは、地区の組織の役員の方々と１１月１７日に実施する高校生防災スクールについて、合同の打ち合わせを本校の会議室で放課後に実施しました。
会議の中で、自己紹介をして、ある会長さんは、同級生のおじいさんだとわかったりもしました。
また、地域の方から、ここはこうした方がいいよ。というアドバイスもいただきました。

高校生防災スクール当日（１１／１７）

１.声かけ訓練（安否確認）

　これは、貴志川高校周辺の協力してくださる１５軒のお宅に、震度７の地震が和歌山県北部を震源として、１１時３０分頃発生した想定で、「地震がありましたが、家具など転倒してませんか？大丈夫ですか？」と声かけをして、学校に戻ってくる訓練です。
高校生防災スクール

１.声かけ訓練（安否確認）２

１５軒のうち、９軒は地域の方と高校生２名の３名１組になって、あとの６軒は、高校生２名１組になって、実施しました。
地図で訪問先を事前に確認していましたが、実際にやってみると、自分たちだけでは迷ってしまい、別の訪問先から帰ってくる途中のサポーターの方に付き添って行っていただくという場面もありました。

２.会場準備

３.搬送訓練

４.土嚢づくり訓練・情報伝達訓練

５.心肺蘇生法・ＡＥＤ訓練

６.避難所運営ゲーム（ＨＵＧ）

１１/１８付朝日新聞の記事から
１１/２６付和歌山新報の記事から

地域の方々への御礼

ふりかえり作業

当日の生徒の振り返りシートから/li>

安否確認作業の際、訪問する家がわからなくなり、迷って困っていると、別の班のサポーターの地域の方が助けてくれました。（Ｉくん）
パニックになってしまっても、自分で考え、自分の命は、自分で守りたいと思いました。（Ｕくん）
事前の準備も大変だったけど、訓練本番当日も予期せぬことがあり、運営はしんどかったです。でも、いい経験になりました。（Ｙくん）

地域のボランティア参加者から

初めてのＨＵＧ訓練にしては、よかったと思う。また、女子生徒リーダーの事前の段取りにはびっくりした。頼もしいと思う。
校長先生は、阪神・淡路大震災の時に、ボランティア経験があると伺い、真剣に防災教育に取り組んでいる学校だと思いました。
今回の訓練を企画し真面目に取り組んでくれた生徒に敬意を表したい。

平成２８年７月２０日 高校生防災スクール地域連携会議にて

平成２８年６月１３日 高校生防災スクール地域連携会議にて